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お墓じまい・移設手続き・平均的相場・申請手続(代行)

お墓じまい・移設手続き・平均的相場・申請手続(代行)

 ここ数年「お墓じまい」をしたいとのご相談が増えております。要因としては各家庭の事情があるのでしょうが、やはり多いのが今後お墓を守る人がいない事や遠方に居る子供の所へ生活拠点を移すなどの事情が多いようです。
 墓石の事をはじめ、それに伴う儀式や段取りなど知らない事ばかりだと思います。「墓じまい」「お墓の移設」と言われても何から手を付けて良いのか戸惑う事と思います。お墓のことで困った際は、信頼のおける石材店に相談する事をお薦めします。最近はネットからの問い合わせが増えている様ですが、ネットで表記している価格は集客を目的とした価格になっていて適正とは言えません。またネットを仲介した場合はそこにマージンが10~15%ほど発生しますので結果、割高となります。実際は墓地や墓石の大きさ、あるいは立地など実際に現場をみて判断しなくては正しい金額を提示できないと思います。価格だけに惑わされずに、お墓の事をしっかりと理解していて工事に必要な許可(石工事業)(産業廃棄物収集運搬)を保持している業者をお薦めします。最終処分までしっかりと行われての墓じまいです。現在、遠方にお住まいで秋田に来れない方でも弊社がお客様の代わりに墓地管理者への交渉、役所への申請、廃材の適切な処理など全て行いますので安心してご相談ください。
                         



お墓じまい・お墓の移設の進め方と費用 
・進め方
1.親族の同意を得る
 本当に必要なお墓じまいなのか良く考えてから進めた方が良いでしょう。墓じまいをする事で親族や関係者がお墓参りする機会をなくしてしまう事になります。ひいては故郷をなくす事になるので、親族の方には相談したほうが良いでしょう。そうして熟慮をしたうえで墓じまいをするのが良いでしょう。

2.管理者に墓じまいをしたい旨を連絡する
 所有する墓地の管理者への報告、相談は忘れずに行いましょう。墓じまいや移設をする上で管理者への了承が得られないと手続きを進める事が出来ません。

3.ご遺骨の受け入れ先を決める
 親族や管理者への事前連絡を終えたら新しい供養先を決めます。本来であれば供養しやすい場所が良いのでしょうが、お客さまによっては様々な事情があると思いますので、ご家族で話し合った上で決めた方が良いでしょう。

4.墓石の解体を依頼する石材店を決めておく
 墓石の解体・撤去を依頼する業者を決めます。一般的に石材店に依頼する事になるでしょう。地域によっては申請書類に石材店に関する情報の記載欄を設けている場合があります。解体した墓石は指定された場所に適切に処分をしないと不法投棄として見なされ罰せられる事になり業者のみならず依頼者(お客様)も想像以上に重い罰則に問われる事になりますので業者選びは価格のみで選ばず慎重に行いましょう。

5.墓じまい・移設に必要な行政手続きをする
 お墓じまいや移設する際は許可を受けるために所有する、お墓を管轄する自治体で書類の手続きをします。また許可の証明である「改葬許可証」を発行してもらうために「改葬許可申請書」を提出しなければなりません。書類提出を個人で行うと役所へ何度も足を運ぶ事となり、かなりの労力となります。そこで石材店に依頼する事を、お薦めします。殆どの石材店では役所への対応も心得ているので依頼者への負担は軽減するでしょう。

6.魂抜きをして、ご遺骨を取り出す
 「魂抜き」とは墓石を解体する際の儀式で今の魂が入っている墓石を、ただの石に戻す事です。お墓に眠る故人やご先祖の魂を通常に戻す意味があり「閉眼供養」とも呼ばれています。お世話になっている菩提寺があれば、そちらに相談すると良いでしょう。菩提寺がなく依頼できない場合は近くのお寺に手配する事も可能ですが個人での交渉よりも石材店に任せる方が良いでしょう。儀式は業者が工事に入る前に済ませるのが一般的です。

7.石材店に墓石を解体してもらう
 墓石の解体・撤去の工事を行います。作業を確認したい方は現場で立ち会う事が可能です。一般的には立ち合いは不要で進めれますので事前に業者と良く、話し合いをした方が良いでしょう。

8.原状回復した墓地を返還する
 石材店による工事を終えると墓地を更地にして管理者へ返還します。不完全な状態で返還すると後からトラブルに繋がる恐れがあるため、最後によく確認をしましょう。殆どの石材店が周囲の清掃を行い綺麗な状態にして工事を終了しますが、一部、周囲のお墓にキズを付けたり、墓地を荒らしたまま引き渡す業者もいるので事前に内容を良く確認すると良いでしょう。

9.新しい受け入れ先で納骨をする
 墓じまいが終わると新しい改葬先に遺骨を納めます。遺骨の移動は自身で運ぶ方法もありますが宅急便などを利用する方もいます。お客様に時間的な余裕がある場合になりますが当社にお任せいただければ、お遺骨を手洗いした後、十分に乾燥させて、しっかりと梱包された状態で引渡しさせて頂いております。

・費用
1.行政手続きにかかる費用
 行政手続きに掛かる費用は、受け入れ証明書、埋葬証明書などの発行費用が数百円~千円程度発生します。住んでいる自治体によって金額が変わるため、前もって調べておくと良いでしょう。

2.墓石の撤去・解体費用
 墓石の撤去・解体費用は業者や地域によって多少の差がありますので、目処を付けている石材店に直接、聞いたほうが良いと思います。また金額は墓地の敷地面積や墓石の大きさ、あるいは立地条件により異なります。事前に業者と金額については納得できるまで説明を受けたうえで見積りを取っておくと請求トラブルを防ぐ事が出来るでしょう。

3.魂抜き(閉眼供養)のお布施
 墓じまいの際は魂抜き(閉眼供養)という儀式を行います。こちらの費用は2万~5万円程度が相場とされています。いくら包むか迷った時はお寺に相談してみると良いでしょう。

4.離檀料
 現在の菩提寺から他へ移る場合に発生する、お布施の事です。離檀料は今まで供養してもらった事に対する感謝の気持ちを込めて渡す、お布施です。支払いの義務はないと言われる事もありますが気持ちを込めて、お渡しすると良いでしょう。

5.遺骨の受け入れ先への納骨等の費用
 遺骨の受け入れ先への納骨等の費用は、ご供養の仕方によって大きく異なります。地域により費用相場に相当な開きがありますが、ただ単に安価な所を選ぶよりも今後の供養やお参りの事を考えて選ぶと良いでしょう。

 
 
 
 
 

 
 
 

 
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